【鳥さん】おもちゃの選び方【安全第一】

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鳥さんのお医者さんをしていた獣医師とり子(@tousibenkyou)です。

動物病院での勤務経験と獣医師としての知識を生かし、鳥さんと飼い主さんの幸せにつながる情報を発信しています。

 

本記事では、おもちゃの選び方とおすすめのおもちゃの具体例をお伝えします。

 

おもちゃは鳥さんの暇な時間を減らし、ストレス発散にもなり、心の健康につながります。

 

おもちゃの選び方のポイントと具体的なおすすめのおもちゃをお伝えしますので、鳥飼いさんの参考にしていただけると幸いです。

 

 

鳥さん用のおもちゃの選び方

本記事では、安全安心なおもちゃとはどのように選べばいいのか紹介します。

 

鳥さんにとっておもちゃは毎日の生活の質を向上させることができます。

 

飼い主さんと一緒に遊ぶことで信頼関係を構築できますし、1羽飼いの鳥さんにとって、お気に入りのおもちゃがあると人が居ないときに寂しい思いをすることがなくなり良い効果があるのでおすすめです。

 

おもちゃ選びのポイント

鳥さんのおもちゃは安全であることが最重要です。

 

<おもちゃの選び方のポイント>

・口に入っても安全な素材でできていること

・特に自然素材がおすすめ

中毒を起こす金属が使用されていないこと

 基本的には金属が使用されていないものを選んだ方が安心です。

 金属が使用されている場合はステンレスのものを選びましょう。

・事故やケガにつながる素材でないこと

・事故やケガにつながる形状でないこと

危険な防腐剤、接着剤、着色料等が使われていないこと

 

 

壊して遊ぶタイプのおもちゃは、くちばしの手入れやストレス解消も兼ねることができます。

安全な素材でできている安心して与えられるようなおもちゃを選びましょう。

 

鳥さんはおもちゃを人間が想像も付かないような方法で使うことがあります。

安全なおもちゃを選んだとしても、遊ばせるときは必ず様子を見るように注意してあげてくださいね。 

  

フォージングトイがおすすめ

フォージングとは、エサ探し行動の事です。

鳥さんは、野性下で一日の多くの時間を餌探しに費やしています。

一方、飼育下の鳥さんは、餌を十分に与えてもらえるので、餌を探し回る必要がありません。

 

フォージングトイとは、鳥さんに考えながら餌探しをさせることができるおもちゃです。

 

また、飼い主がお手本を見せたり、声をかけたりすることで、鳥さんとの信頼関係の構築にも役立ちます。

 

フォージングトイは、鳥さんの暇な時間を無くし、頭を使いながら餌探しをさせることで、鳥さんの生活の質が向上します。

 

ですので、鳥さん用のおもちゃの中でも「フォージングトイ」が特におすすめです。

 

安全なおもちゃの例

 

フォージングトイ(餌を入れたり隠すことができるおもちゃ)

 

・ひっぱりボックス

透明な箱の中に餌を入れて、ひっぱると食べられる仕組みのおもちゃです。

 

 

うちの子(セキセイインコ)は1週間ほどで仕組みを理解し、中の餌を自力で食べられるようになりました♪

※音量注意

 

  

・ころころドラム

透明なドラム状のケースの中に餌を入れて、転がすと穴から餌が出てくる仕組みのおもちゃです。

 

 

・よろよろボール

透明なボールの中に餌を入れて、転がすと穴から餌が出てくる仕組みのおもちゃです。

 

 

松ぼっくり

おやつを隠してフォージングトイとして、また、かじって壊すおもちゃとして遊ぶことができるおもちゃです。

 

 

 

・あそべる輪切りへちま

かじったり、ころがしたりして遊べます。

穴におやつを隠してフォージングトイとして使うこともできます。

 

 

 

・くるくる観覧車

ゴンドラをくるくるまわして遊びます。
また、餌をゴンドラの中に入れて、ゴンドラを回すと餌が食べられるようにしてフォージングトイとしても使えます。
※飼い主さんが様子を見ながら餌を入れて、一緒に遊んであげてください。

 

 

 

 

壊して遊ぶタイプのおもちゃ

 

・かじりーず

いぐさで作られたかじって壊すタイプのおもちゃです。

色んな種類があります。お気に入りを見つけてあげてください。

 

 

・マンチボール

植物のツルで作られたボール状のおもちゃです。
かじって遊んだり、中に粟穂などのおやつを入れてフォージングトイとして使うことができます。

 

 

音を出して遊ぶタイプのおもちゃ

 

・ステンレスベル

 


 

 

 

体を使うタイプのおもちゃ

 

・ブランコ

 

 

 

【危険!】選んではいけないおもちゃ

・中毒を起こす金属が使用されているもの(鉛、亜鉛、銅

おもちゃの一部や塗料にこうした金属が使用されているものは重金属中毒を起こし大変危険です。鳥さんの命にかかわりますので、おもちゃを選ぶときは注意しましょう。

 

・鳥さんの足がひっかかるなど形状が危ないおもちゃ

 

・飲み込むと危険なおもちゃ(飲み込んでも大丈夫な素材でできていることを確認しておもちゃを選びましょう)

 

おもちゃの必要性

鳥さんには遊びが必要です。

特に1羽飼いで人間も留守にしがちな環境の場合は、鳥さんの心の健康を保つために、おもちゃを取り入れてあげましょう。

 

暇な時間が長いと、寂しさや退屈を感じ、ストレスとなってしまいます。

ストレスから毛引き症を発症することにもつながりますので、心の健康は大切です。

毛引き症などを予防するためにも、お気に入りのおもちゃを見つけてあげてください。

 

おもちゃのあげ方と遊び方

おもちゃには「頭を使うタイプ(フォージングトイ)」「かじって壊すタイプ」「音を楽しむタイプ」「体を使うタイプ」と遊び方によって種類があります。

愛鳥が夢中になれる好みのタイプを見つけてあげましょう。

 

お気に入りのおもちゃを見つけても、ずっと同じおもちゃが1つだけ入っているようでは飽きてしまいます。

定期的に新しいおもちゃに取り替えてあげると、刺激を与えることができ、心の健康につながります。

 

また、定期的に壊れていないか、鳥さんにとって危険な状態でないかを確認しましょう。

おもちゃはたくさん入れれば良い訳ではありません。

多くても2~3個にして、鳥かご内で鳥さんがくつろげるような環境に整えてあげましょう。

 

鳥さんにとって、初めて見るもの(新しいおもちゃ)を怖がることが多いです。

いきなり鳥かごに設置するのではなく、鳥かごの外から見えるようにして安全なものであることを認識してもらい、飼い主さんが遊んで見せることで、鳥さんが興味を持つようにしてあげましょう。

 

身近な物もおもちゃにできます

・がちゃがちゃの丸いケース

中に餌を入れて転がすと穴から餌が出てくるのでフォージングトイとして使えます。

 

・コーヒーフィルターや飴の包み紙

 鳥さんに見せながら餌を包めば手軽にフォージングトイを作ることができます。

 

・ペットボトルのフタ

「ひっくり返したらほめてあげる」と繰り返せば、飼い主さんと一緒に遊べる楽しいおもちゃと認識するようになります。

くちばしや足で一人遊びをする子もいます。

 

・綿棒

引っこ抜いたり、かじったりして遊びます。

(繊維を食べると危険なため、飼い主さんが様子を身ながら遊ばせましょう)

 

 

おもちゃに対する発情に注意!

鳥さんはお気に入りのおもちゃに対して発情してしまうことがあります。

 

おもちゃに対して、交尾行動や吐き戻し行動などの発情行動が見られたら、発情対象にしているおもちゃは撤去してください。

 

まとめ

本記事で紹介したおもちゃはほんの一例です。

たくさんのおもちゃが販売されていますので、購入時は「安全なおもちゃの選び方」を考えながら愛鳥が気に入るおもちゃを見つけてあげてくださいね。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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