【鳥さん】放鳥について【ながら放鳥や放し飼いは危険!】

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鳥さんのお医者さんをしていた獣医師とり子(@tousibenkyou)です。

動物病院での勤務経験と獣医師としての知識を生かし、鳥さんと飼い主さんの幸せにつながる情報を発信しています。

 

本記事では、鳥さんの放鳥について特に注意すべきことに重点をおいてお伝えします。

放鳥は、鳥さんにとって運動不足解消やストレス発散など良い効果があります。

 

しかし、お家の中には、注意すべきものがたくさんありますので、事前に危険な物を取り除くなど準備を整えてから行い、放鳥中はしっかりと鳥さんを見守ってあげましょう。

 

 

放鳥について

放鳥とは、鳥かごから出して、お部屋の中で遊んだり、飛ばせてあげることです。

 

放鳥は、鳥さんにとって運動不足解消ストレス発散など良い効果があり、鳥さんの心と体の健康につながります。

太り過ぎによる病気の予防にもなります。

また、飼い主さんと一緒に遊ぶことで、コミュニケーションを取る良い時間になります。

 

しかし、お家の中には危険がいっぱい!

思わぬ事故により、鳥さんがケガをしたり、命を落とす例を発生しています。

 

愛鳥と良い時間を過ごせるように、注意点をしっかりと知っておきましょう。

 

放鳥の方法 

放鳥は、鳥さんが安全に遊べるように、人間がしっかりと見守ることができる状態で行いましょう。

時間は30分~1時間くらいが目安です。

 

放鳥時間は、毎日規則正しく、十分な時間を確保することが理想的ではありますが、人間の生活の都合もあるため、難しいこともあると思います。

安全であることが最重要と考えてください。

 

ながら放鳥や放し飼いは危険!

ながら放鳥放し飼いは、様々な事故につながります!

人間が見守ることができないときは放鳥はしないでください!

悲しい事故が多数発生しています!

 

放鳥時に気を付けること・もの 

お家の中には鳥さんにとって危険なものがたくさんあります。

危険なものは片付けて、部屋を整理整頓してから、鳥さんを出してあげましょう。

事故の発生が多い代表的なこと・ものを紹介します。

 

  • 誤飲につながるもの

鳥さんは小石や砂などをついばむ習性があり、好奇心も旺盛ですので、鳥さんが飲み込めるくらいのサイズのものは誤飲につながります。

 

特に注意すべきは金属片を食べてしまう金属中毒です。

 

参考記事:金属中毒について

 

  • 鳥さんが食べると危険なもの

観葉植物や食べてはいけない野菜が出しっぱなしだと誤食により中毒症状を起こすおそれがあり危険です。

 

参考記事:副食について

 

  • 窓やドア

窓やドアが閉まってることを必ず確認しましょう。

外に逃げてしまい迷子(ロスト)につながります。

 

網戸にも注意が必要です。鳥さんの種類によっては、網戸を突き破って外に出てしまう可能性があります。

 

また、家族の協力も重要です。放鳥中は家族に知らせ、ドアや窓を開けてしまわないように気をつけましょう。帰宅してきた家族がドアを開けたときに逃げてしまう可能性もあります。

 

  • 家具の隙間や落下しそうな物

大きな家具の隙間に入ってしまい出られなくなると、救出時にはさんでしまうおそれがあり、大変危険です。

また、落下物が鳥さんの上に落ちてきてしまうと大怪我をするおそれがあります。

 

  • 扇風機

運転中の扇風機に足や羽をはさんでしまうと非常に危険です。

 

  • 鳥さんに危害を加えるおそれのある動物

仲良しだと思っていても、思わぬ事故につながる恐れがあります。特に犬や猫などの大きな動物は鳥さんと一緒に出さない方がよいでしょう。

また、鳥同士でのかみつきによる事故も発生しています。複数鳥さんを飼育している場合は、一緒に出しても大丈夫かよく考えて放鳥しましょう。

 

  • 人間による事故

ドアではさむ、人間が踏んでしまうといった事故が多発しています。

 

  • 掃除機

掃除機で吸ってしまうと大ケガにつながります。

放鳥中に掃除機を使わないでください!

 

  • 高温のお湯や油が入った鍋

大火傷につながりますので、高温のお湯や油が入った鍋は片付けてから放鳥を!

 

  • 鳥さんの体調

体調が悪いときは放鳥を避けましょう。

飛ぶことはとても体力を消耗します。

闘病中に無理に放鳥をすると、急に命を落とすおそれもあります。

放鳥しても良いかは鳥さんの具合によって変わりますので、通院中の場合は、放鳥してもよい状態か、かかりつけの獣医師に確認してください。

 

  • 肥満の鳥さん

太り過ぎの鳥さんが、無理して激しい運動をすると、隠れていた病気(肝臓病や動脈硬化)が出現し、危険な場合がありますので、注意が必要です。

太り過ぎと考えられる場合は、まず動物病院で本当に太り過ぎか?病気が隠れていないか?健康診断を受けた方が良いですね。

 

 

鳥さんの事故はとても多く発生しています。

必ず人間が見守った状態で!

放鳥中は鳥さんと一緒に遊ぶことで、こうした事故を避けることができます。

 

終わりに

お家の中には鳥さんにとって思わぬ危険がたくさん潜んでいます。

こうした危険は、放鳥中に鳥さんと人間が一緒に遊んであげることで全て解決します。

大切な鳥さんのために、しっかりと見守ってあげてください。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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